晴風学舎ではなぜ稽古着が奨励されるのか。
着物を着るということを掘り下げることで、日本人の身体感覚をさぐる専科動法講座を開催いた
します。
言うまでもなく「着物を着る」という事の中には、季節によって袷、単を着分ける感覚の違い、
普段着と礼装の感覚の違い、日本の各地方の布をまとった時の感覚の違いなど、稽古法を研究する
題材にあふれています。
また、着物を着ることによって生まれる動作の制限は、おのずと動法の学びに直結し、そこから
さまざまな文化への広がりの可能性を見いだすことができます。
今回の講座では、「着付け」から「女動法」へと進み、その身体が発する日本語の言葉や歌謡へ
と思いを馳せます。これらを一つの流れで稽古することで、「動けない・できない・感じない」を
ゆっくり経験し、今日の身体に纏った衣が、最後には身体になじんで消えていくような稽古を目指
します。

