
京都・御室稽古場にて行われる新たな専科動法講座「書法考」、さまざまな種目や切り口から身の理から発展させた書法の発見と開拓を目指します。初回の稽古種目は〈巻紙〉──片手で巻物式の紙=巻紙を持ち、逆の手で筆を持ち書くというものですが、これは古来、手紙を書く際に扱われてきた一つの文化の型とされています。本講座では、これを「身の理」という視点から「他者と共に動く」あるいは「意志と非意志のあいだ」の感覚について探究していきます。本講座は書の専門家が教えるという一般的な形とは真反対のスタイルで行われます。担当講師を含めた参加者全員が、共に「初心者になっていける」ための書法を考え、実践していく場になると思います。
